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2006年11月16日
葬式豆知識
□家族葬とは
「葬儀」と言えばもちろん「葬儀」であって、どの様な形式かといえ
ば大きくは二分されていて、その一つは「個人葬」がほとんどだった
でしょう。
もう一つは個人葬以外の形式であり「社葬」「合同葬」「団体葬」等
々ではなかったでしょうか。
そして「葬儀」の九割以上が仏式を占めており、葬儀のほとんどが宗
教者の儀礼により執り行われていました。
近年は「家族葬」=「密葬」(参列者の少ない葬儀)と繋げているよ
うで、言葉的にはそうかもしれませんが、都合の良い適切な表現が
「家族葬」とも考えられないでしょうか。
実際には、「家族葬」という表現の「家族と故人の葬儀」が一致して
いるケースが全てではないように思います。
故人のと縁があり参列に来られたり、喪主様やご遺族との関係での参
列もあるでしょうし、やはり「葬」となれば「家族」にあてはめるこ
とは制限もできてくるはずですから充分に葬儀の内容を検討するなど
して「家族葬」という表現であるべきではないでしょうか。
□なぜ家族葬が増えてきているのか
上記でも述べたように「家族葬」は便利の良い表現であり言葉です。
不景気の波でリストラにあったり、経済的問題の影響で参列者の減少
など葬儀の縮小に繋がり、葬儀に多額の費用は必要ないとか、近隣と
のつき合いも無くなるなど、拍車を掛けているようでもあります。
このような状況に適した葬儀が小規模な葬儀であり「近隣に迷惑を掛
けたくない」「派手にしなくて良い」「家族だけで良いんじゃあない
か」等々・・・
様々な理由から増えてきているといえるでしょう。
□宗教者はいなくても良いの?
「葬儀」という儀式ですから、何らかの宗旨、宗派があるはずです。
もちろん無宗教もその一つですし、儀式でもあります。
□どの様なことに注意が必要か。
必要なのは故人を葬る(宗教によりとらえ方がちがいますが)儀式で
すからその役割として、社会的な処理は必要です。
家族で執り行うにしろ限られた方々だけで執り行うにしろ、その人の
死を通知することは重要です。
その上で関係者の方々にも理解していただき葬儀を執り行うべきでし
ょう。
□喪主は誰がなれば良いのか
肉親が死去したら、すぐ遺族で話し合って喪主を決めなければいけま
せん。
喪主は遺族代表であり、葬儀を中心とした仏事の主催者だからです。
「家」制度がはっきりしていた戦後の一時期までは、喪主は長男と決
まっていましたが、現在は必ずしもそうではなく、生前、故人ともっ
とも縁の深かった遺族の一人がなります。
一般的に配偶者が一番多く、ついで長男、同居または同居に近い状況
にあった子、という順序のようです。
場合によっては、未成年の子がこれに当たる場合には親族から一人後
見人として補佐することもあります。
□喪主の役目について
一人の人間の葬儀を執行する場合に、その全体の責任をもって執り行
う人が喪主であります。
喪主は、単に葬式やその前後の儀式を行うことだけではなく、墓造り、
納骨、法事、墓参りといった一連の行事を責任をもって行わなければ
なりません。
また喪主は、葬儀の全般の世話役を決めて細かいことはすべて世話人
に任せ、葬儀の中心人物として、弔問客の挨拶を受けなければなりま
せん。
□喪服について(男性)
黒ずくめで行かなければ失礼という観念が一般的になっていますが、
必ずしも正しいとはいけないでしょう。
喪服を着なければいけないのは、遺族と親戚、親しい友人、職場の上
司、世話人の範囲で一般会葬者は、地味な平服にネクタイと靴を黒に
すればよいでしょう。
男性の喪主は、モーニングに黒のネクタイ・黒のベスト、和服なら黒
紋付に羽織・袴・黒足袋にします。最近ではほとんどが洋服でしょう。
また、お通夜のときは、略礼服でもかまわないでしょう
□「お彼岸」の語源
お彼岸は、サンスクリット語の漢訳で「彼岸」の略語です。本来は、
煩悩に苦しむ現実のこの世を意味する此方の岸「此岸(しがん)」に
対して修行によって迷いを脱して「此岸」を渡りきった悟りの境地で
ある岸の意味を「彼岸」と言います。
彼岸(極楽浄土)は、西方の彼方にあると考えられていました。
春分と秋分には太陽が真東から昇って真西に沈むので、沈む太陽を礼
拝して彼岸を思い、極楽浄土に生まれ変わることを願ったのが始まり
とされているようです。
□その由来とは
中国から伝来後、日本では独自の習俗が仏教と結びつき、春分と秋分
を中日としてその前後三日間にわたる一週間の法会を言います。
期間中は各寺院が彼岸会の法要を営み、また人々は先祖の墓に詣で、
家庭では彼岸団子やおはぎを作って仏壇に供えて祖先を祀り、先祖の
供養を行います。
俳句では、彼岸を「春彼岸」を言い、季語は「春」を言います。
□彼岸会とは
彼岸会は「大休禅師語録」に記されているように、インド・中国では
見られず、わが国独自の展開をみた行事といえます。
日本における彼岸会は、大同元年(八○六)に早良親王の怨霊を慰め、
鎮めるために春秋二期の七日間、諸国国分寺の僧侶に金剛般若経を読
ませたことにはじまり、以来浄土教の流布と相まって広く行われるよ
うになったそうです。
そして、彼岸会を催す仏徒の間には「観無量寿経」に説く十六観の一
つ日想観、つまり日没の方向に極楽浄土を想定し、そこに生まれるこ
とを願うという観法が中心をしめていたようです。
□檀那寺がない場合
檀家の関係であれば不幸ができた場合、すぐに連絡をしても良いでし
ょう。
但し、深夜であれば電話連絡は控えたり、寺院によっては訪問しなく
てはならない場合もあるので、長老や町内会長等に尋ねてみるべきで
しょう。
しかし、親元から独立して家庭を築いた人や転勤族の中には、寺院と
のつき合いが全くない人もいるでしょう。そんな方が仏式で葬儀を行
う場合は宗旨や宗教を調べないといけないので、寺院であればどこで
もよいというわけにはいかないので注意を要します。
□どの様にして宗旨や宗教を調べればいいの?
まずは、実家に尋ねてみることです。その上で寺院の手配となります。
寺院の手配は、まず実家の菩提寺に葬儀を受けていただけるか尋ねて
みましょう。受けていただければそれで進めればいいのですが、寺院
の都合などにより受けていただけない場合も考えられますので確認は
必要です。
受けていただけないようであれば、その檀那寺から紹介してもらえな
いか聞いてみるのも良いでしょう。もし紹介していただけないようで
あれば、葬儀社に手配を依頼すればよいでしょう。また、葬儀を受け
ていただいた時点から基本的には檀家としてつき合いが始まりますか
ら、事情により葬儀だけをお願いしたり、忌明けまでお願いする場合
などは、その意向を事前に伝えておく必要があります。
□戒名はどうなるの?
葬儀に関する苦情の中で「戒名料が高額であった」「戒名の根拠がよ
くわからなかった」というものがあります。
戒名とは、受戒によってつけられる仏教徒としての名前です。檀家と
してどうであったか、寺院に対する貢献度や業績はどうであったかを
考慮して決められるものなのです。例えば、位が高いといわれる居士
や大姉がついた戒名も、社会的地位ではなく、寺院に対する貢献度に
よってつけられるものなのです。
□どの様な理由が考えられるのでしょうか
葬儀専用の斎場への移行の理由として、生活様式や住宅の変化によっ
て、自宅では葬儀が執り行えにくくなっています。また、駐車場や宿
泊施設の確保、御寺院様の休憩所、参列者の方の待機場所等様々な理
由も考えられます。
□どのようなタイプがあるのでしょうか
斎場というと「火葬場」というイメージを描かれるかもしれませんが
そうではありません。「葬儀専用の会館」や「火葬場と付設した葬儀
専用の式場」のタイプを言います。利用時間や施設の違いは斎場によ
って違いますので事前に確認する方がよいでしょう。
□どのようなつくりになっているのでしょうか
式場はもちろんですが、十数名の規模から一千名収容の規模まで様々
です。
また、親族控室、食事室、法要会場、湯灌室、寺院控室、浴室、給湯
室、霊安室等様々です。最近では、ベッドルームも完備するなど、ご
遺族の方々がくつろげる設備が整ってきているようです。時代のニー
ズに応じた斎場がこれからも次々と建設されることが予測されます。
設備以外の特長としては、自宅葬であれば、近隣の方々の手伝いや、
休憩所を借りたり、駐車場の確保など想像以上に手配することが考え
られます。
それらのほとんどをカバーできるのが斎場なのです。その点がつくり
以外の利点であり斎場での葬儀利用が増える要因でしょう。
□ご遺族、参列者にとっての利便性は?
葬儀なので、家の中を慌てて片付けなければなりません。斎場を利用
するとこのような労働は解消できるわけです。特に、病院で亡くなら
れた場合、事情により斎場へ直接ご遺体を搬送する場合などは非常に
助かるわけです。
また、厨房や、生花の部門を持つ斎場も多く、手配が簡単にできるこ
とが大きな利便性といえます。参列者の方々も、車で来ても駐車場の
心配もいりませんし、雨天の心配や暑さ寒さの心配もいらないわけで
す。
ご遺族や参列者の方々の双方に高い利便性があります。
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投稿者: 日時: 2006年11月16日 11:23 | パーマリンク |TOPページへ ▲画面上へ
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